プロボウリング情報
ボウラーズ・マート

 

最近の投稿

Pin Buffer Layout System
Dual Angle Layout について勉強してみよう
PAPについて勉強してみよう
チコちゃんに叱られる!
まだ、未経験
また、やってくれました!
Three Step Drill
One-Step and Slide Drill
Foul Line Drill ファールラインドリル
Verity Crawley に学ぶ
ごめん! 君の才能、見抜けなくて
あんたが大将!
おめでとう! Shannon O'Keefe !

 

 


チコちゃんに叱られる!

投稿日:2018年9月4日

 

ドリルレイアウトに迷ったので、参考になるであろうと思い読んだ記事に衝撃を受けました。「私の常識は非常識であった!」と。

こんな事ではチコちゃんに叱られる。

 

その参考記事とは、
Bowling This Month
Pin-to-PAP Distance and Its Effect on Bowling Ball Motion
An exploration of its importance (or lack thereof)

日本語訳版は amazon.co.jp Kindle 版で購読可能です。
ピン~PAP距離とボールモーションに与える効果: その重要性(もしくはその非重要性)を探る ボウリングディスマンス翻訳シリーズ Kindle版

 

 

今までの私の常識

ピン~PAP距離
  3 3/8インチ(45度) 最大フレア
  6 3/4インチ(90度) あまりフレアしない

ピン~PAP距離が短ければ早めに転がりだし、スムーズなボールモーションになり、ピン~PAP距離が長ければ転がり始めが遅くなり、鋭い(角が出る)ボールモーションになる。

当然、ピン~PAP距離が違えば、ボールモーションに違いが出るはず。

 

記事の結論


ピン~PAP距離が3インチ、4インチ、5インチそれぞれのボールの動き方に違いはほとんど無く、同じ様なボールモーションとなる。

ピン~PAP距離を3 1/2インチにしたらいいか、3 3/4インチにしたらいいか?
と悩むことはない。

何も特別なことが無ければ、ほとんどの「正常」な場合では、小さなレイアウトの違いはボールモーションに大きな影響を与えることは無い。

ボウリングには、実に多くの要素があるために、ときには定説すら誤りになることがある。

 

根拠【1】

   USBC
   Testing the Effects of Bowling Ball Pin Placement

USBC は「ボウリングボールのピン位置による影響のテスト」というビデオをボウリングアカデミーウェブサイトに掲載しており、その内容は次の通り。

USBC はボウリングロボット E.A.R.L. (Enhanced Automated Robotic Launcher)を使用し、1つの同じボールを投球させて、異なるピン~PAP距離のテスト行った。

テスト内容は下記の通り。
・対称コアのボールを使用(このボールのみをテストに使用)
・同一レイアウト(ドリルアングル70度、VALアングル30度)

ピン〜PAP距離 3インチ、4インチ、5インチしたの場合の3パターンを検証
(投球するのがロボットなのでドリルする必要なし:ゆえに同一条件でのテストとなる)

 

結果は、
3インチ、4インチ、5インチそれぞれのボールの動き方に違いはほとんど無く、すべてポケットに入りストライク。ほとんど同じ様なボールモーションであった。

 

根拠【2】

コンピューター上でボールモーションをシミュレーションすることが出来るソフト、ブループリントで実験を再現してみる。

・対称コアのボール
・同一レイアウト(ドリルアングル70度、VALアングル30度)

 

シミュレーションした結果も
3つの(3インチ、4インチ、5インチ)ボールはレーン手前から奥までほぼ同じ軌道を描いて進み、レーン上のどの地点をとってみても、1/2枚以上の違いがでる所は無かった。


ピン〜PAPの距離を極端に短くあるいは長く、1インチ、6インチでシミュレーションしてみると、曲がり幅(トータルフック)にかなり違いが出る。この主な原因は、ボールのフレアが減少したことによるものである。

・1インチと5インチを比べた場合 板目 3.64枚(トータルフック差)
・6インチと5インチを比べた場合 板目 1.30枚(トータルフック差)

・3インチと4インチと5インチを比べた場合
 最大差たった板目 0.47枚(トータルフック差)

 

筆者は、非対称コアのボールの場合もシミュレーションしている。

結果は、

・1インチと5インチを比べた場合 板目 4.87枚(トータルフック差)
・6インチと5インチを比べた場合 板目 0.12枚(トータルフック差)
・3インチと4インチと5インチを比べた場合、最大差たった板目 0.55枚

対称コアと非対称の大きな違いは、ピン〜PAP 距離を6インチのレイアウトにしたときに表れた。

この理由は、非対称コアボールのフレアの仕方に大きく関係している。対称コアではピン距離が5〜6インチに達すると強めのピン距離の時と比べて著しくフレアが減少するが、非対称コアの場合は6インチのピン〜PAP 距離でも非常に大きくフレアしているためである。

 

 

ちなみに、最近ストーム社はピン〜PAP 距離に関するビデオを掲載したが、比較したボールのピン〜PAP 距離は、1 1/2インチ、3 1/2インチ、6インチであった。

 
 

ボウリングボールのレイアウトに関しましては、諸説ございます。

皆様は、どの様にお感じになられたでしょうか?

 

 

関連投稿

  Pin Buffer Layout System

  Dual Angle Layout について勉強してみよう

  PAPについて勉強してみよう

  チコちゃんに叱られる!